Au Revoir(オ・ルヴォワール)
~さようなら~
肝心な表現を忘れてました。人に会ったら、最後には別れるもの。そのときに使う別れの挨拶の表現がこの「Au Revoir」です。英語で言うところの「Good bye」に相当します。
日本語で書くと「オールヴォワール」と長くて言いづらいんですが、実際には「オルヴォワ!」くらいにしか発音しません。誰かと会ってちょっとでもコミュニケーションして、別れるときには必ず「オルヴォワ」と言うようにしましょう。たとえ、それがショッピングでお店に入って、何も買わなくて出てくる場合でも同じです。最低限のマナーですからね。
さて、この「Au Revoir」ですが、意味は中国語の「再見(サイツェン)」と同じで、元の意味は「また会いましょう」になります。言葉を分解すると、「revoir」の「voir」は「見る・会う」という意味の動詞で、頭に付いている「re-」は「再び」という意味を付加する接頭辞ですから、「revoir」は文字通り「また会う」という意味の動詞になります。ここでは名詞的に使われていて、場所や時間を表す「a」が変化した(a+le)「au」が前置詞について、「また会うときに!」という意味を構成しています。これだけ見ても、フランス語の言葉の成り立ちがなんとなくわかる好例ですね。 このように意味的には「また会いましょう」ですが、別にもう会わないだろうというような通りすがりの人でも「Au Revoir」で問題ありません。それほど深い意味はないということです。決まり文句として覚えてしまいましょう。
なお、別れの表現はこのほかにもいくつかあります。「Au Revoir」と並んでもっともよく使われるのは、以前も紹介した「Salut!」(サリュ!)があります。これは、友達同士などのくだけた間柄でよく使います。あと、「A bientot!」(ア・ビヤント!)もよく使います。こちらは直訳すると「すぐに!」という意味ですが、「またね!」くらいの意味で使います。 このほか、時間を表す「a ~」の表現を用いて、「A la semaine prochaine」(アラ・スメーヌ・プロシェンヌ:また来週)や、「A demain」(ア・ドゥマン:また明日)などの言い方もよくします。
ちなみに、スペイン語では別れ際に日常的に「Adios!」(アディオス!)を使いますが、このフランス語版である「Adieu!」(アデュー!)は、一般にはあまり使いません。AdiosもAdieuも意味は「神のもとで」という意味で、別れといってもかなり重い意味があり、もうしばらく会えない友達や、恋人同士の別れなどの際に使うような言葉です。ちょっと大げさですが「永遠の別れ」に近い感じなので、あまり使わないように。
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