2008年10月20日 (月)

トラバーユ(travail:仕事)

日本では、リクルートが発行する女性向け就職情報誌の名前「とらばーゆ」で有名になりました。そのためか、「トラバーユする」と言うと、なぜか「転職する」というような意味で使われていますが、フランス語の「travail」(トラヴァーユ)とは、そのまま「仕事」(work)の意味なので、「トラバーユする」は、本来の意味的には「仕事する」ということになります(この辺は、ドイツ語の「アルバイト」にも似てますね)。ちなみに男性とか女性とかはもちろんまったく関係ありません。

travail」は名詞ですが、動詞形では「travailler」(トラヴァイエ)となります。これを文章にすると、こんな風になります。

Je travail bien tous les jours.(ジュ・トラヴァーユ・ビヤン・トゥーレジュール)
私は毎日よく働いている。

なので、単純に「トラヴァーユ」と言っても、名詞と動詞の両方があるわけです。詳しくは書きませんが。

なお、travailの発音ですが、最後の「ail」に注目です。フランス語の発音のお約束として、「最後の子音字は読まない」というのがありますが、「l」の音は「半母音」と言って若干発音します。発音は、「ヤユヨ」の「ユ」と「ウ」の間のような難しい音ですが、単純に「ユ」と感じておけばいいでしょう。となると「ail」は「アイユ」となりますが、こういう場合フランス語は「ア」を伸ばして「アーユ」と発音するのが普通なので、「travail」は「トラヴァーユ」となります。もちろん本来の音に近い「トラヴァィュ」と発音しても通じるはずです。

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2008年10月19日 (日)

quelque chose(ケルクショーズ)

~何か~

フランス語においてはよく使われる言葉です。2語ですが1語として「ケルクショーズ」と使います。ちなみに「quelque」は「何かの」、「chose」は「もの」で、直訳すると「何かのもの」となりますが、まあ日本語でも「何か」と言うので、それで十分です。

使い方としては、英語で言う「something」と同じです。たとえば、喉が乾いたときなど、

J'ai soif. Je veux quelque chose a boire.(ジェ・ソワフ.。ジュ・ヴ・ケルクショーズ・ア・ボワール)
のどが渇いちゃった。何か飲みたい。

というように使います。「Je veux」は「~がほしい」(I want)ですね。で、quelque choseの後に続く「a xxxx」は、「~するための」という意味ですが、「boire」は「飲む」ですから、この場合「私は、飲むための何かをほしい」というのが直訳です。もちろんこんなまどろっこしい日本語は普通使わないので、「私はほしい/何か/飲むものを」ということで十分です。

これが食べ物であれば、

Je veux quelque chose a manger.(ジュ・ヴ・ケルクショーズ・ア・マンジェ)
何か食べ物がほしい。

ということになります。

レストランなどでは、ウェイターからよくこう聞かれます。

Vous Voulez quelque chose a boire?(ヴ・ヴーレ・ケルクショーズ・ア・ボワール?)
何かお飲物はいかがですか?

ぶっきらぼうな(あるいはとても親密な)ウェイターになると、「Quelque chose a boire?」くらいで聞いてくることもありますが、もちろん同じことです。この場合、quelque choseが耳に入れば、「あ、何か注文を取りに来たな?」という感は働くと思います。その後に「boire」とくれば「飲み物」を、「manger」と来たら「食べ物」を注文すればいいのです。

逆に、ウェイターにこう尋ねることもできます。

Vous avez quelque chose comme poisson? (ヴザヴェ・ケルクショーズ・コム・ポワッソン?)
魚か何かありませんか?

quelque choseの後に「comme」(のような)をつけてこのように使うと、「~のような何かはありませんか?」と尋ねられます。メニューの中身がよくわからない場合など、けっこう便利な表現だと思います。commeの後に「viande」(ヴィアンド:肉)と入れたり、「Coca」(コカ・コカコーラ)などと入れても使えます。

あと、何か冷たい(温かい)ものがほしい場合は、

Vous avez qulque chose froide(chaude)? (ヴザヴェ・ケルクショーズ・フロワッド(ショード))
何か冷たい(温かい)ものをください、

となります。便利な表現なのでぜひ使ってみてください。

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2008年10月13日 (月)

plaisir(プレジール)

~よろこび~

日本語に訳すと、喜びを表す名詞なので「よろこび」となりますが、もちろん名詞なんだけど、どちらかというと「うれしい!」という感じで覚えたほうがいいように思う表現です。英語で言う「pleasure」ですね。使い方はいろいろですが、たとえば人にモノを頼まれた場合

Voulez-vous prendre une photo?(ヴーレヴ・プランドル・ユヌ・フォト?)
写真を撮ってくださらない?

Oui, avec plaisr.(ウィ・アベック・プレジール)
はい、よろこんで

こんな風に使います。「avec plaisir」は「よろこびと一緒に」ということですから、「よろこんで」という意味になります。英語だと「with my plesure」ということです。まあどっちかというとお堅い表現でしょうか。一般的には、

Oui, bien sur.(ウィ・ビヤンシュール)
はい、もちろん

で済んでしまいますからね。

あと、初対面の人に会った場合など(たとえば、ホームステイ先のファミリーを紹介されたとか)には、以下の表現が使えます。

J'ai le plaisir de vous voir.(ジェ・ル・プレジール・ドゥ・ヴ・ヴォワール)
あなたに会えてうれしいです。

この場合、「avoir+le plaisr+de 動詞」で「・・・することに喜びを感じます」、つまり「・・・してうれしいです」という意味になります。初対面のフォーマルな挨拶には欠かせない表現なので覚えておきましょう。

そのほか、慣用句的に

C'est un plaisir.(セ・タン・プレジール)
それは楽しい(そう)。

というのもあります。plaisirが出てきたら、何か楽しそうなことを言ってると思えばいいでしょう。

ただ、「私は楽しい」というのを、直訳的に「Je suis plaisir.」(私は楽しみだ)などと言ってはいけませんよ。plaisirはあくまで名詞ですし、人に対しては使いません。「私は楽しい」という場合は、以下のような表現を使います。若干ニュアンスが違いますので(個人的なイメージですが...)ご注意を。

Je suis amuse.(ジュ・スイ・アミュゼ)・・何かを見たりして楽しんでいる感じ
Je suis joyeux.(ジュ・スイ・ジョワイユウ)・・楽しんでる!みたいな感じ
Je suis heureux.(ジュ・スイ・ウールー)・・幸せ!最高!みたいな感じ

そういえば、シャンソンで有名な曲で「plaisir d'amour」(プレジール・ダムール:愛の喜び)というのがありますね。まあついでなので覚えておくといいかもしれません。

なお、おなじみの「シルヴプレ」(s'il vous plait)に入っている「plait」の原形「plaire」(プレール)も語源は同じ動詞で「喜ばれる、好かれる」という意味です。前にも説明したように、「s'il vous plait」は直訳すると「もしあなたのお気に召すなら、あなたがいいというなら」といういような意味です。そこから転じて今では「お願いします」という意味になっています。英語の「pleasure」と「please」の関係と同じといえるでしょう。

発音的にはそれほど難しくないと思いますが、フランス語では「ai」を「エ」と読むのと、「s」は母音に挟まれると基本的に「z」と濁るので、そのまま読むと「プレジール」となるはずです。

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2008年6月25日 (水)

Au Revoir(オ・ルヴォワール)

~さようなら~

肝心な表現を忘れてました。人に会ったら、最後には別れるもの。そのときに使う別れの挨拶の表現がこの「Au Revoir」です。英語で言うところの「Good bye」に相当します。

日本語で書くと「オールヴォワール」と長くて言いづらいんですが、実際には「オルヴォワ!」くらいにしか発音しません。誰かと会ってちょっとでもコミュニケーションして、別れるときには必ず「オルヴォワ」と言うようにしましょう。たとえ、それがショッピングでお店に入って、何も買わなくて出てくる場合でも同じです。最低限のマナーですからね。

さて、この「Au Revoir」ですが、意味は中国語の「再見(サイツェン)」と同じで、元の意味は「また会いましょう」になります。言葉を分解すると、「revoir」「voir」「見る・会う」という意味の動詞で、頭に付いている「re-」「再び」という意味を付加する接頭辞ですから、「revoir」は文字通り「また会う」という意味の動詞になります。ここでは名詞的に使われていて、場所や時間を表す「a」が変化した(a+le)「au」が前置詞について、「また会うときに!」という意味を構成しています。これだけ見ても、フランス語の言葉の成り立ちがなんとなくわかる好例ですね。 このように意味的には「また会いましょう」ですが、別にもう会わないだろうというような通りすがりの人でも「Au Revoir」で問題ありません。それほど深い意味はないということです。決まり文句として覚えてしまいましょう。

なお、別れの表現はこのほかにもいくつかあります。「Au Revoir」と並んでもっともよく使われるのは、以前も紹介した「Salut!」(サリュ!)があります。これは、友達同士などのくだけた間柄でよく使います。あと、「A bientot!」(ア・ビヤント!)もよく使います。こちらは直訳すると「すぐに!」という意味ですが、「またね!」くらいの意味で使います。 このほか、時間を表す「a ~」の表現を用いて、「A la semaine prochaine」(アラ・スメーヌ・プロシェンヌ:また来週)、「A demain」(ア・ドゥマン:また明日)などの言い方もよくします。

ちなみに、スペイン語では別れ際に日常的に「Adios!」(アディオス!)を使いますが、このフランス語版である「Adieu!」(アデュー!)は、一般にはあまり使いません。AdiosもAdieuも意味は「神のもとで」という意味で、別れといってもかなり重い意味があり、もうしばらく会えない友達や、恋人同士の別れなどの際に使うような言葉です。ちょっと大げさですが「永遠の別れ」に近い感じなので、あまり使わないように。

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2007年9月27日 (木)

Je pense que ... (ジュ・パンス・ク~)

~だと思います

英語で言うところの「I think that..」に相当する文です。「pense」は「penser」(パンセ:考える)の1人称単数形。「que」はそのまま英語の「that」に相当する関係代名詞です。queの後には、通常、そのままの平叙文(普通の文)が入ります。

例を見てみましょう。

Je pense que c'est vrai.(ジュ・パンス・ク・セ・ヴレ)
私は、それが本当だと思います。

Je pense que tu as 20 ans.(ジュ・パンス・ク・テュ・ア・ヴァンタン)
私は、あなたが20歳だと思います。

要するに、何か自分の考えを表明する場合は、「Je pense que」に続けてもう1つ文章を入れればいいのです。時制とかあまり気にする必要はありません。現在形で十分通用します。どんどん使ってみましょう。

ただし、否定文はやや注意が必要です。日本語の文法では、「xxxがxxxでないと思う」と記述するため、そのまま考えると、「Je pense que ce n'est pas vrai.」と書きそうですが(間違いとは言い切れませんが)、普通は「Je ne pense que c'est vrai.」と、まず「pense」のほうを否定します。日本語に直訳すると「私はそれが本当だとは思わない」となりますが、「私はそれが本当ではないと思う」と意味は同じです。日本語の場合、若干ニュアンスが変わってきてしまいますが、フランス語では(ほかの欧米言語も似たり寄ったりですが)、主となる動詞に打ち消しを入れるのが一般的ですので、覚えておきましょう。

なお、この形は、penser以外でも使えます。たとえば、「sentir」(聞く・感じる)を用いれば

Je sens que j'ai froid.(ジュ・サン・ク・ジェ・フロワ)
私は、風邪を引いたように思う。

などとできますし、「dire」(言う)を使えば

Je dis que c'est pour toi.(ジュ・ディ・ク・セ・プル・トワ)
私は、それは君のためなんだ、と言う。

などというように使えます。応用範囲は広い言い方なので、「Je+知覚動詞+que+平叙文」という形は覚えてしまいましょう。

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2007年9月24日 (月)

Combien ? (コンビヤン)

どれくらい?

英語で言うところの「How much ?」に相当する疑問代名詞です。料金とか時間とか、単純に数えられない量を聞く場合に、この言葉を使います(なお、単純に数えられるものに対しては、「Quel」を使います)

よく使う例としては、買い物をする際に「いくら?」と聞く場面があります。正確には

Combien coûte ce vin ? (コンビヤン・クート・ス・ヴァン?)
このワインはいくらですか?

というのがいいのですが、単純に「Combien?」あるいは「Comnien est-il?」(コンビヤン・エティル?)でも十分です。このほか、よく使われる便利な言い方として

Ça fait combien ?(サ・フェ・コンビヤン?)
これでいくらになりますか?

というのもありますので、覚えておくといいでしょう。

なお、金額以外の量としては、時間があります。この場合は

Combien de temps vous etudiez français?(コンビヤン・ドゥ・タン・ヴゼテュディエ・フランセ?)
どれくらいフランス語を勉強してますか?

Combien de temps il faut pour aller a paris par ce train?(コンビヤン・ドゥ・タン・イルフォー・プル・アレ・ア・パリ・パル・ス・トラン?)
この電車で行くと、パリに着くまでどれくらいかかりますか?

というように、「Combien de temps」を文頭に持ってきて聞くのが一般的です。

また、このように、「Combien de 名詞」で、名詞の量を聞くこともできます。

Combien de l'argent avez-vous maintenant?(コンビヤン・ドゥ・ラルジャン・アヴェヴ・マントナン?)
あなたは今いくらお金を持っていますか?

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2007年9月14日 (金)

Quand ? (カン?)

いつ?

「Quand」は「いつ?」を表す疑問代名詞です英語の「When」に相当します。読み方に若干注意してください。フランス語では「k」という子音を基本的に使いませんので、[k]の音を表すのに「qu」という綴りを使用します。あるいは「c」を使います。「qu」は主に弱母音(e,i)の場合で、「c」は強母音(a o u)の場合に使うのが一般的ですが(逆に、「c」の後に弱母音が来ると、読みは「s」になってしまいます)、この「quand」のように、後に強母音が来ることもあります。「qu」と来たら[k]の音で、「qui」「que」は、それぞれ「キ」「ケ」(アクセントが来た場合。それ以外は「ク」)と読むと覚えておきましょう。なお「and」は鼻母音で「アン」と鼻にかける音です。最後の子音は読みません(フランス語の鉄則です)

文例ですが、まったく難しくありません。英語の「When」と同じです。

Quand le train part ?(カン・ル・トラン・パール?)
この汽車はいつ出るんだ?

Quand cette opéra commence ?(カン・ス・オペラ・コマンス?)
このオペラはいつ始まるの?

このように、普通の疑問文の前に「Quand」をつけるだけで「いつ?」という時間を聞く表現になります。会話の中では、ただ一言、「Quand?」というだけでも、「(それは)いつ?」と聞くことができるでしょう。

ちなみに、「今何時ですか?」と聞く場合は、この「Quand」は使わず、

Quelle heure est-il ?(ケルール・エッティル?)
今、何時ですか?

と聞くのが普通です。正確な時刻の場合は「heure」を使い、漠然と「いつ?」というような場合は「Quand」を使うと整理しておけばいいでしょう。

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2007年9月11日 (火)

Où(ウー)

どこ?

は、英語でいうところの「Where」つまり、「どこ?」を示す疑問代名詞です。海外に旅行に行ったときなど、かなりの頻度で使う機会が訪れる重要表現です。

フランス語では「ou」と綴って「ウ」と読みますが、まさにその音です。ですので一音しかありません。「ウー」というより、やや強めの「ウ」という感じです。単純に場所(地名)を聞く場合は、以下のように「être」を挟んで、以下のように表現します。

Où est la tour Eiffel ? (ウー・エ・ラ・トゥール・エッフェル?)
エッフェル塔はどこですか?

Où est la toilette?(ウー・エ・ラ・トワレット?)
トイレはどこですか?

Où sont les mes bagages?(ウー・ソン・レ・メ・バガージュ?)
私のバッグ(複数)はどこですか?

また、行き先などを尋ねることもできます。

Où vas-tu ?/Où allez-vous?(ウー・ヴァ・テュ?/ウー・アレ・ヴ?)
どこへ行くの?/どこへ行くのですか?

例文では倒置させていますが、必ずしも倒置でなくてもかまいません。

Où tu vas?/Où vous-allez?(ウー・テュ・ヴァ?/ウー・ヴザレ?)

応用編ですが、「~から」を示す前置詞「de」と組み合わせて「どこから?」と尋ねることもできます。

D'où venez-vous?(ドゥー・ヴネヴ?)
どこからいらしたのですか?

旅先では場所を尋ねる機会は多いと思うので、覚えてしまいましょう。

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2007年8月23日 (木)

J'aime... (ジェム)

...が好きです

J'aime(ジェム)、「je」(ジュ:私)+「aimer」(エメ:愛する)という意味の活用型です。英語で言えば「I love..」ですね。特に難しいことはないでしょう。この後ろに目的語(多くは名詞)が入れば、「私は~が好きです」という文になります。

これはおそらく、どんな言語においても、もっともよく知られたフレーズではないでしょうか。僕は少なくとも、この表現に限っていえば、6か国語を理解できます。その多くは、いわゆる歌謡曲の歌詞で「僕は君が好き」というお決まりのフレージングから学んだものですが、フランス語で「僕は君が好き」という表現は「Je t'aime」(ジュ・テーム)。これなら、聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

J'aime la France.(ジェム・ラ・フランス)
私はフランスが好きです。

J'aime la musique.(ジェム・ラ・ミュジック)
私は音楽が好きです。

なお、「Je t'aime」の場合は「J'aime」の間に、目的代名詞の「te」(トゥ:君)が入った形です。フランス語の場合、目的代名詞は、動詞の前に置くので、このように「主語+目的語+動詞」という形になっているわけだが、英語の「I love you」と何ら変わることはありません。

なお、名詞の変わりに動詞の原形を持ってきて、「..するのが好きです」ということもできます。

J'aime jouer du piano.(ジェム・ジュエ・デュ・ピアノ)
私はピアノを弾くのが好きです。

J'aime manger le Sushi.(ジェム・マンジェ・ル・スシ)
私はスシを食べるのが好きです。

難しいのは、フランス語には読むのも書くのも、音がつながる「リエゾン」あるいは「エリジオン」がある点でしょう。「J'aime」にも「Je t'aime」にも、単語末の母音が次の言葉の頭の母音とくっつく「エリジオン」という現象が発生しており、そこがアポストロフで短縮されているので、音で聞いた感じでは「ジェム」「ジュテーム」と、まったく違う音に聞こえるのですが、タネを明かせば、こういうことになります。フランス語を理解するうえで、リエゾン、エリジオンの理解が欠かせないというのはこういうことなのです。

なお、好きです「aimer」という動詞は、いわゆる「-er」動詞とい言われる、フランス語の代表的な動詞の活用形のその代表とされており、辞書の活用表などには必ず載っている超有名な動詞です。この活用を覚えてしまえば、フランス語の80%の動詞は活用できるので、この際覚えてしまいましょう。そんなに難しくはありません。

J'aime(ジェム:私は好きです)      Nous aimons(ヌゼモン:私たちは好きです)
Tu aimes(テュ・エム:君は好きです)  Vous aimez(ヴゼメ:あなたたちは好きです)
Il aime(イレム:彼は好きです)    Ils aiment(イルゼム:私たちは好きです)

赤字で書いた部分の活用は、-erで終わっているほかの動詞でも当てはめられます。当てはまらない場合(なんかちょっとおかしいなと思った場合)は、発音上の無理がある場合がほとんどで、その場合は発音を整えるための何らかの子音(sなど)が入ったりする場合がありますが、基本はこれでほぼOKです。覚えてしまいましょう。

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2007年8月12日 (日)

デジャヴ(déjà vu)

デジャヴ(既知感)

初めて見る風景なのに、どこかで見たことがある。以前にもこんな光景に出会った気がする。そんな現象のことを「デジャヴ」と言いますが、これもれっきとしたフランス語です。ただ、フランス語風の発音では「デジャヴュ」が正解です。

「déjà」は「すでに」という意味の副詞、「vu」は「見る」という意味の動詞「voir」の過去分詞なので、直訳すれば「すでに見た」(already seen)ということ。つまりは、「以前に見たことがある」ということになります。日本語では「既知感」というそうですが、まあほぼそのまま直訳ですね。

ちなみに、これと反対の「見慣れたはずのものが新しく思える」という現象を、「jamais vu」(ジャメヴュ)というそうです。この「jamais」は、「決して~ない」(never)を意味する副詞で、直訳すれば「決して見たことがない」(never seen)ということになります。

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