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2007年5月20日 (日)

Pardon / Excusez-moi(パルドン/エクスキュゼ・モワ)

~すみません~

 「パルドン(pardon)」という単語は、直訳すると「許し」を意味する言葉です。つまりは「許しを請う」時に使う言葉で、日本語に直すと「すみません」となります。しかし実は、この「すみません」を表す言葉には、このほかに「エクスキュゼ・モワ(Excusez-moi)」という表現も存在します。この2つは似たような表現に思われるかもしれませんが、実はまったく異なる使われ方をします。日本語に直すとどちらも「すみません」なので混乱しやすいのですが、間違えないように注意しましょう。

 まず「Pardon」ですが、これは英語で言う「Sorry」とほぼ同じと考えてよいでしょう(英語にも同じ綴りで「パードン」という言葉があり、こちらが本当は同義なのですが、あまり一般的でないかもしれないので)。要するに、「すみません」、「ごめんなさい」という意味の、人に対して謝るときに使う言葉です。街を歩いていて人と肩がぶつかったときや、メトロに揺られて人にぶつかってしまったときなどは、すかさず「Pardon」と言うようにしましょう。とかく、最近の日本人は、人とぶつかっても無言で知らんぷりを決め込む人が多いですが、ヨーロッパではこの常識は通用しません。故意でなくてもぶつかったときなどに、無言でいるのは非常に印象を悪くしますから、注意しましょう。ちょっとしたことでも「Pardon」と謝っておくのがマナーです。このほか、たとえばカフェのギャルソンを呼ぶ場合や、前を歩いている人に呼びかけるような場合には、自分は悪くなくても「Pardon!」と言って呼びかけます。どちらかと言えば、軽いニュアンスで使う表現ですね。

 これに対して、「すみませんが、~してくれませんか」のような謙譲を表したい場合、あるいは「申し訳ありません」などと丁寧に謝る場合には、「Excusez-moi」を使います。見ておわかりの通り、英語でいう「Excuse me」に当たりますが、まったく使い方が同じというわけではなく、半分くらいは「Sorry」の意味も入っているので、注意が必要です。たとえば、見ず知らずの通りがかりの人に道などを聞きたい場合や、人の会話に割って入るような場合には、「Excusez-moi(すみませんが)」とまず前置きしてから、話しかけます。

●例
Excusez-moi. Je voudrai aller au OPERA GARNIER.(エクスキュゼ・モワ。ジュ・ヴードレ・アレ・オ・オペラ・ガルニエ)
(すみません。オペラガルニエに行きたいのですが……)

Excusez-moi. Vous me passez le sal ?(エクスキュゼ・モワ。ヴ・ム・パッセ・ル・サル?)
(すみませんが、塩を取ってください。)

関連語句  voudrais(<vouloir)(ヴードレ):「~したい」の1人称単純過去形、 aller a`~(アレ・ア~):~へ行く、 passer(パッセ):取る、 sal(サル):塩

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