ポトフ(pot-au-feu:煮込み)
「ポトフ」という料理は、日本でもおなじみのもの。いわゆるクリームシチューみたいな料理ですが、シチューとどう違うのかと聞かれると、僕にはその違いがよくわかりません。それもそのはず、ポトフという言葉は、フランス語では「pot-au-feu」と綴りますが、その本来の意味は「火にかけたポット(鍋)」ということで、つまりは、煮込み料理全般を指す言葉だったのです。いまでは、特にミルクとブイヨンで野菜などを煮込んだものを「ポトフ」というようですが、要するにクリームシチューと作り方は同じ。ちなみにクリームシチューは「blanquette(ブランケット)」と呼ぶようです。一体、どこが違うんでしょうね?
「pot-au-feu」というのは、このようにいくつかの言葉がくっついてできた連結語です。「pot(ポ:ポット)」、「au(オ:~に)」、「feu(フー:火)」という3つの言葉が連なり、リエゾンが加わって、「ポットーフー」つまり「ポトフ」となっているわけなのです。これと同じような言葉では、「ポプリ」(pot-pourri)があります。これは元々「腐った(pourri)壷(pot)」という意味で、要するに香りのする草花を壷に詰めたものという意味になります。おもしろいでしょ?
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