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2007年5月20日 (日)

temps(タン)

~時間・天気~

「temps」(タン)という単語には、2つの意味があります。1つは「時間(time)」の意味で、もう1つは「天気(weather)」の意味です。いずれもイタリア語の「tempo(テンポ)」が変化したものと思われます。

まず、時間の意味のほうですが、文字通り「time」に相当する語句です。

Le temps, c'est de l'argent. (ル・タン、セドゥラルジャン) 時は金なり
Le temps des cerises(ル・タン・デ・セリーズ) サクランボの咲く頃

ただ、単純に時間を聞く場合(What time ?)には、別の言い方「Quelle heure ?」(ケルール?)があるので、このtempsは使いません。その代わり、次のような表現はよく用います。

Combien de temps pour aller a Paris ? (コンビヤンドゥタン・プル・アレアパリ?)
パリへはどれくらいかかりますか?

もう1つの意味である天気ですが、一般的に「天気がよい/悪い」という場合は、「Il fait beau/mauvais.」(イル・フェ・ボー/モーヴェ)を使うので、tempsの出番はありませんが、本来は「Il fait beau/mauvais (temps).」という意味の文です。なお、この場合の「Il fait」には、さほどの意味はありません。天気を言う場合の常套句として覚えましょう。

Quel temps fait-il  a Paris ? (ケルタン・フェッティル・ア・パリ?)
パリはどんな天気ですか?

1つおもしろい言い方として「temps de chien」(タン・ドゥ・シャン:犬の天気)という言い方がありますが、これは「悪い天気」(= temps mavuvais)と同じ意味です。フランス語における「犬」は、野良犬のイメージが強いいみたいですね。

発音ですが、この言葉は短い割に、フランス語のエッセンスがたくさん詰まった言葉です。まず「em」は、フランス語を特徴づける鼻母音「アン」ですね。この正しい音は慣れないと出すのが難しいですが、まず「アン」で覚えて間違いないでしょう。で、問題はその後の「ps」ですが、フランス語の発音の大きなルールである「語尾の子音字は読まない」に当たります。なので、2つも子音が付いていながら発音しません。このあたり、フランス語の理屈っぽさが出てますよね?(笑)

関連語句:argent(アルジャン:お金)、cerise(セリーズ:チェリー、サクランボ)、Combien(コンビヤン:どれくらい)、aller(アレ:行く)、il fait(イルフェ:天気が~だ)、chien(シャン:犬)

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